Fred & Co

Fred and Co.
Fred and Co. Fred & Co.

Musea Parallele  2001-01-01
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フランスのウェザー系フュージョンバンドといえば,Sixun なん かがメジャーですが,その Sixun の対抗馬と言われて買ったもので す.Frederic Schneider というジャコが好きなんだなあ,というの が分かるベーシストのソロプロジェクトという感じのアルバムで,と にかく多数のミュージシャンが参加しています.1 曲 1曲の長さがコ ンパクトで,なんと 22 曲も収録されています.全体的には統一感の ある雰囲気ながら,最後まで全く飽きずに聞き通す事が出来るのがす ごいですね.

ウェザー系の音楽なのですが,それだけに留まらない現代的な解 釈とフランス的ヒネリが利いたなかなか面白いアルバムですね.曲は コンパクトな感じがして,ウェザーなんかよりはスケールは小さい感 じです.色々な楽器も入っていて,曲もバラエティに富んでいておす すめです.

(1999年7月に書いたレビュー)

Eclat / le cri de la terre

Le Cri de la Terre
Le Cri de la Terre Eclat

Musea 2003-02-04
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コンパクトな感じのするシンフォニックロック + フュージョンと いう感じの音です.

インプロビゼーションの比率も比較的高く,フュージョンファン も結構楽しめるのではないでしょうか.特にキーボードのソロはジャズロックを聴いている気分にもなる結構良い感じのものです.

一曲だけボーカルが入った曲がある以外はインストで,ゲストに ヴァイオリンが入った曲はちょっとエスニックな感じで,これも面白いです.

もう少し全体的に緻密で粗さがなければ更に良いかも.

Dun / Eros

Eros
Eros Dun

Soleil  2006-01-03
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1981 年の自主製作の作品らしいです.攻撃的なロックです.全体
的に重厚感のある音に,ちょっとヒステリックなフルートと跳ねるよ
うなマリンバが絡み,非常に特徴的な音楽に仕上がっています.

全体的に内省的でクリムゾンのような攻撃的な雰囲気に,レコメ
ン系のようなちょっとユーモラスな感じさえあたえる変拍子のリズム
が混じったような感じで非常に面白いです.

ボーナストラックが 4 曲入っていますが,こちらはちょっと雰囲
気が変わって,変なフレンチジャズと言った感じで,不安定なフルー
トとリズムにサックスが絡み,フリージャズの一歩手前のようなジャ
ズを演奏しています.崩壊寸前でかろうじて均衡を保っているような,
フリーの寸前で踏みとどまったシリアスなジャズと言った感じでしょ
うか.ちょっとユーモラスな感じのするリズムはボーナス以外の曲と
も共通しているような気がしますが,こちらはぐっとジャズファンに
アピールするような音楽ですね.ボーナストラックは,1978 〜
79年の録音です.

さすがフレンチプログレ (& ジャズ) と言った感じで,非常に高
水準な音楽ですね.

(2000年9月に書いたレビュー)

TEE / The Earth Explorer

The Earth Explorer
The Earth Explorer Tee

  2009-03-17
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日本のフルート入りプログレバンドの ライヴデモ盤 に続く正式盤1st.Musea/Poseidon からリリースです.

ライヴデモ盤はライヴということもあり粗さもあったのですが,こちらはさすがにかちっと完成度の高い音を聞かせてくれています.サウンド自体は当然ですが変化はなく,フルート入りの叙情的な感じのフュージョンシンフォプログレという所です.

とにかくメロディが美しく,テクニカルでありながら,微かに漂う叙情感が日本のプログレ,という感じでたまりませんね.透明感のある美しく優しい感じのメロディ,フルートとギターの絡みから生み出されるカラフルで美しい感じが特徴的ですね.ギターの伸びやかなフュージョン的な演奏も私好み.:)

Kenso とか PFM なんかのフュージョン色のあるシンフォがお好みの方はオススメの一枚ですね.非プログレファンであるフュージョンファンにも聴いてほしいなと思いますね.

interpose+ / Indifferent

日本のプログレバンドの 2007 年作 2nd.

色々なレビューを読んでいると,基本的にはシンフォプログレということで,そこにジャズ風味がある,というようなレビューもありますね.プログレという枠で括ると,多分そういうことになるのでしょうけど,私の印象は少し違いました.

透明感のある女性ボーカルを前面に出した,シンフォプログレ風の音を出すロックと言った所でしょうか.シンフォプログレ風の音というのは,本当にそれっぽいキーボードの音 (ムーグですか?) がソレで,曲自体は普通のロックという印象です.ソロやインスト部分にこういったシンフォ風の音やジャズというよりはフュージョン的な演奏を織り込んで,透明感のあるボーカルをより浮きだたせ,美しく幻想的な曲に仕上げているという感じです.

私はこういう透明感のある透き通った女性ボーカルが本当に好きで,このボーカルが,日本的で少しドラマチックな,でも内省的だけではなく外へのエネルギーや希望を感じさせる曲を歌う所を聴いていると,本当に感動的な気分になれます.