Blotted Science /The Animation Of Entomology

Animation of Entomology
Animation of Entomology Blotted Science

CD Baby.Com/Indys  2011-10-11
売り上げランキング : 24299

Amazonで詳しく見る by G-Tools

Ron Jarzombek というギターリスト中心のインストメタルバンドの 4 年ぶり 2nd らしい.

Ron Jarzombek は結構その筋では有名みたいで YouTube でもテクニカルな変態的演奏がたくさんひっかかりますけど,このアルバムもそんなギターを中心とした屈折したパワーとスピード感溢れるインストメタルです.

先にレビューした Animals as Leaders と一聴すると似たような感じですが,こちらの方がよりメタリックなギターな気がします.ドラムがまた音数が多くて,ドラムンベースのように小刻みに叩く所に変態ギターが乗っかると,より機械的なサウンドに聞こえますね.

ちなみにアルバムは 7 曲入りの 24 分ほどのコンパクトなものですが,これだけのパワーと音と変態プレイが襲ってくると,この長さで充分というほどの密度の高さです.

Animals as Leaders / Weightless

Weightless
Weightless Animals As Leaders

Prosthetic Records  2011-11-08
売り上げランキング : 10606

Amazonで詳しく見る by G-Tools

アメリカのインストメタルバンドの 2nd らしい (1st はバンドというより 1 人マルチ録音だったみたいですが.

出だしがバルカン高速トラッド的な感じが少ししたので,その手の少しオリエンタルな感じの音楽かと思いましたが,その後はギター中心のテクニカルなサウンドです.一聴するとメタルなのかも知れませんが,意外にメタル色は少ない気がします.ギターはもちろんメタリックなプレイの部分もあるのですが,結構フュージョン的なメロディを弾いている所もありますし,メタルとはまた違った感じのメロディアスさがあります.

テクニカルでトリッキーな感じの曲展開に,ポストロックとかとはまた違ったプログレ的な曲のうねりが感じられ,どちらかというとテクノとかに近い感じの金属機械的な所も多く,ドラムもメタリックな感じではあるものの,細かい部分はメタルとは違う感じの叩き方を感じますね.

アルバムとしては短いですが,まあとにかく超絶技巧変態音楽で聴いていて楽しいですよ.

Yezda Urfa / Yezda Urfa Live Nearfest 2004

70年代に活動した北米シンフォプログレバンドの 2004 年 Nearfest の音源を収録したライブ盤.オリジナルメンバーを中心とした再編のバンド構成のようです.

出だし一瞬アメリカンで昔はプログレでした,系のおじさんバンドかと思いましたが,いやいやどうして,かなり本格的なシンフォプログレを聴かせてくれます.テクニカルでスリリングで,Yes 的なシンフォ色+Gentle Giant 的スリリングさ/テクニカルさがありますね.

続きを読む

Øresund Space Collective / It’s a All About Delay

It’s All About Delay
It's All About Delay Oresund Space Collective

Transubstans 
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る by G-Tools

USA/Denmark/Sweden 混成のバンドの 2007 年の作品のようです.ジャケットに "Space Rock" と書いてあるように,Steve Hillage ソロ辺りを彷彿とさせるスペースロックです.テクノ的な要素も強いかな (System 7とか).Gong や Steve Hillage に比べると,浮遊感はそれほどでもなく,シンプルな演奏,という感じがします.たまにちょっとレコメン的なノリもあったりして,軽い感じがユニークでおもしろいですね.

1 枚目に比べると 2 枚目は,軽い感じというよりは,もう少しスケール感が出てきて,よりスペースロックと言う感じがします.2 枚目は 15 分を超える長尺曲ばかりなのですが,1 曲の中で色々な要素を含みながら徐々に盛り上がっていくという感じで,フュージョン的な雰囲気も 1 枚目よりは強い気がして,結構好みだったりします.

2 枚続けて聴くのはちょっとツラい所もありますが,なかなかおもしろいですね.

Alex Machacek Jeff Sipe Matthew Garrison / Improvision

Improvision
Improvision Alex Machacek Matthew Garrison Jeff Sipe

Abstract Logix  2007-09-18
売り上げランキング : 26827

おすすめ平均  star
starテクニカル系ギター好きは必携!

Amazonで詳しく見る by G-Tools

Terry Bozzio との Out Trio や bpm 等での活動をしていた,オーストリア出身の Alex Machacek の久々の弾きまくりジャズロック作品.

ベースの Matthew Garrison は Joe Zawinul や John McLaughlin のバックで演奏したりしている人,
ドラムの Jeff Sipe は,Jonas Hellborg と一緒に演奏している人のようです.

基本的には,ハイテクセッションジャズロックという感じで,セッション色の強いジャズロックです.デビュー作
の Mc Hacek 名義の “Featuring Ourselves” で Alex Machacek のファンになった人にとって,その後 bpm や Out Trio 系の音楽中心で,ソロ作品 [SIC] もその流れの作品だったので,久々に弾きまくりでうれしい作品かも
知れません.

また,Out Trio 系の音楽はちょっとクセが強すぎて万人向けとは言えなかったのですが,この作品だったら,
ジャズロックファン,ジャズファン,フュージョンファンに広く薦められるのではないかと思います.

ただ,個性という点では,やはりこのアルバムの中でも,Out Trio 系の雰囲気がある曲の方が特徴的だなと
思ってしまいます.それ以外の曲では,フツーのジャズロックという感じも強くて,個性という面では訴えるところが
少ないかもしれません.

とはいえ,個性的な曲でもだいぶ聴きやすいですし,そういう曲から,Alex Machacek のプレイが満喫できる
曲まで広く収録されているこのアルバムはオススメと言えるでしょう.

初めて Alex machacek を聴く人にも良いかも.

あれ,ベースとドラムのプレイのことが書けないぞ… (^_^;) また何か感じるところがあれば書きます.