Kensoの新譜が9/21に発売になるようですね.
- ジャパニーズ・プログレのKENSO、4年ぶりの新作 (CDJournal.com)
| アンステイブル・マター | |
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スペイスト・アウト
インディペンデントレーベル 2006-07-25 |
2006年作の4thアルバム.
基本的には前作までのハイテクジャズロック路線を踏襲しているが,今作は若干メロディアスな方向に振れているような気もします.以前まではテクニカルの方に比重が乗りすぎて,メロディが掴みにくい感じがしましたが,そんなこともないような気がします.
非常に鋭利な音楽で,切味の鋭い剃刀のようなイメージです.邪悪な感じとかはなくて,非常にドライで鋭いという感じですね.若干クリムゾン的な味わいも出てきました.
Focusのレビューにトラックバックされていて見付けたんですが,コラー,Focus違いやんけー.
Amazonから自動で持ってきたりしているのかも知れませんが,「雑誌辞典」だったら,ちゃんと書籍の情報だけ取得しなさい.
おぉー,私の青春の一ページ (大げさ :p) カシオペアが活動休止!!
まあ,カシオペアが活動休止しても,野呂一生が活動していたら,それがカシオペアという気もしなくもないが…
| (Sic) | |
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Alex Machacek Featuring Terry Bozzio
Abstract Logix 2006-08-15 |
バンド McHacek 名義の "Featuring Ourselves" で驚愕のデビューを果たし,その後 Terry Bozzio と bpm や Out Trio で活動している Alex Machacek の初のソロ作品です.
"Featuring Ourselves" 路線を期待している人も大いでしょうが,このアルバムは最近の活動の路線 bpm や Out Trio と同様の路線です.Terry Bozzio は 3 曲参加とのことですが,全曲に参加しているんじゃないの? と思えるような,ギターとドラム(打楽器)が音楽の骨格を作っている音楽です.
ドラム,パーカッションとギターによる,語りかけるような音楽と言った感じでしょうか.ただ,ギターリストのソロ作品ですから,bpm や Out Trio よりはギターが前面に出ており,言葉を語っているようなパーカッシブな演奏と,流麗なギターの同居が良くバランスしており,面白い作品に仕上っていると思います.女性ボーカルをフィーチャーした曲もあったりと,Out Trio 等とは明確に異なる部分もありますが,基本的にはそれらの延長線上にある音楽です.
bpm を最初聴いたときは,"Featuring Ourselves" 路線を期待していたので,ガクッと来ましたけど,bpm のライブ(海外のラジオ録音で未発売)や Out Trio で演奏もこなれたのか,私の耳も慣れたのか,結構面白い音楽と感じるようになっているので,このアルバムも楽しんで聴けています.