Kyoung Seo(경서)/ 120BPM

今頃紹介しますが(いつものこと)、なかなか爽やかなバンドサウンドで気持ちよく聞けるので、今でも結構聴いています。

 

ちょっとハスキーな声も曲の良い潤滑油になってる感じで軽く流れるような感じながらグッと心に入ってきます。間奏のエレキギターのサウンドもいいですね。

アルバム全体はちゃんと聴いてないのでこの曲だけレビュー。

Det Skandaløse Orkester / Tenk Om Noen Ser Deg

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lROOFJmRFBu6_6HnZSG_LyTYKRK5cWMN8

ノルウェーのアヴァンギャルドなプログレバンドの 2018 年作。

なかなか屈折した感じのサウンドで、ボーカル部分はフランク・ザッパ的なロックオペラかミュージカル的な味わいで Samla Mammas Manna のようにおちゃらけた音楽をやってます。このサウンドはかなり高度なテクニックが土台になっていますね。

実際、ボーカルが入った屈折したおちゃらけ部分から抜けた、楽器ソロ部分になると、テクニカルなジャズ的なノリになります。

YouTube で公開されている動画はザッパの曲なんかもやってますので影響を受けてるのかもしれませんね。

ライブもかなり奇抜な感じ😂

Queenz Eye / UNI-Q

ミドルテンポの R&B ナンバーでなかなか渋い味を出していますね。ソウルフルな厚みのあるボーカルが曲に良く合っていて曲にも重厚感を与えていますね。

Fifty Fity なきあとの座を狙ってますか?(なくなってはないけどw)

もう 1 曲の “Domino” は爽やかな夏の歌という感じですね。

KBB / Four Corner’s Sky

ヴァイオリン入りプログレ KBB の 2003 年作、2nd。ヴァイオリン奏者壷井彰久を中心にしたバンドです。

1st に比べてジャズロック寄りになったという評判を聴いてましたが、確かにそういう感じはします。曲によっては非常にフュージョン寄りの演奏です。ジャズロック的なスリリングさとシンフォ的なドラマチックな 味わいが丁度よくバランスされたという感想です。位置づけ的にはジャンリュックポンティ辺りと近いでしょうか(これも曲によりますが)。

変拍子ながらも軽快な “Discontinuous Spiral”、ドラマチックな “Kraken’s Brain is Blasting”、スリリングなソロが古き良き時代のジャズロックを彷彿とさせる “Back Side Edge”、静と動という感じのダイナミックな “Slave Nature” はプログレ的展開とフュージョン的展開が良い感じでミックスされています。聴き応えのあるアルバムですよ。

こちらで購入できそうです。

 

(2004年に書いたレビューに加筆)

tripleS +(KR)ystal Eyes / Touch+

tripleS +(KR)ystalEyes の 5 月に出たアルバム “AESTHETIC” の活動曲 “Cherry Talk” は、嫌いではないけど、取り上げるほどでもないかなと思ってましたが、このアルバムにも収録、そして 6 末にシングルで “Touch+” としてリリースされたこの曲は良いですねえ。+ 付いてるから、ラップパートが追加されたりして、少し全体をとおしての雰囲気変わってます。

あのイダレデビュー前のあの雰囲気ですよ!重くなく軽快、幻想的な空間を感じるサウンド、かわいらしさ、これですよこれ!