Autograph / 25 Let Spustya

旧ソ連時代からのバンドの 25 周年ライブ盤 (2 枚組).ジャケットやライナー
はキリル文字で読めん… (^_^;)

歴史のあるバンドなのでしょう.曲によってスタイルが違い,シンフォ系のイ
ンスト曲から,ポップなロック,硬派なロックまで,様々なラインアップが揃っ
ています.

ただ,全体に渡って底辺にはじわじわと染み入るような東欧独特の叙情感が漂
います.ギターは Solaris などとも共通するような泣きのギター.それに若
干チープな音のシンセがその独特な叙情感を支えます.シンセはクラシカルで
キレのある演奏.ボーカルはちょっと好みは分かれそうな気はしますが,それ
ほどアクは強くないですね.ギターも泣いてますが,そんなにコテコテな感じ
がしないです.

ライブ盤ということを忘れさせるようなハイレベルの演奏です.後半に向かってじわじわと徐々に盛り上がっていく所がライブらしくて良いですね.

Locanda Delle Fate / Forse Le Lucciole Non Si Amano Piu

’77 年に登場したロカンダ・デッレ・ファーテ唯一のスタジオ盤.

邦題は“妖精”.邦題って結構気にくわないものが多いですが,これ は音楽にピッタリ.ジャケットも妖精の美しい絵だが,もうジャケッ トのイメージそのままのとにかく美しい音楽.メンバーは,イタリ アのスタジオミュージシャンらしいが,詳しくは分からないらしいで す.

とにかく出だしの美しいピアノのメロディでぐっとその世界に引 き込まれ,その上に美しい甘いギターが乗り,そのままの夢の世界を さまよう感じでで最後まで聴かせてしまいます.ボーカルも美しいメ ロディにはちょっと不釣り合いか? と思わせる武骨な男性的ボーカル ですが,なぜか音楽にぴったり溶け込んでいるし,もうイタリア的な 雰囲気をぷんぷんさせていて,すばらしいです.

とにかくプログレファンであろうとなかろうと,音楽が好きな人 であれば,一度聴いてほしい必聴の名作.

Pat Metheny + Ornette Coleman / Song X [Twentieth Anniversary]

ソングX:20thアニバーサリー
ソングX:20thアニバーサリー パット・メセニー&オーネット・コールマン チャーリー・ヘイデン ジャック・ディジョネット

おすすめ平均
starsアンビシャス・プロジェクト!

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20年ぶりに未発表曲を加え,リマスターで出た記念盤.

もうこの作品って 20 年も前になるのかぁ.当時聴いたときは「すげー」と思ったけど,あまり聴きませんでしたが,改めて聴いて見ると意外に普通だなあ,と感じるのは,時代が Song X に追い付いたのか,私の耳がこういう音楽に慣れたのか…

でも,今回追加されたトラックが結構普通にジャズとして聴けるってのもあるかも? 良いです.

Terje Rypdal / Vossabrygg

Vossabrygg. Musik-CD Vossabrygg. Musik-CD

Universal Vertr., Hamburg  2006-02
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とりあえずの感想.

いやー,すばらしい出来です.Bugge  Wesseltoft 参加.ツインキーボード,ツインドラム,ベース,トランペット,DJ/Sampling (息子サンみたい) というメンバー.

某 ML で

Miles Davis、Nils Petter Molvaer、Terje Rypdal の音楽性が一体化したような感じです。

というような感想が出ていましたが,まさしくその通り.というのも "Bitches Brew" にインスパイアされた音楽とのこと.1 曲目はまさしくそんな感じでした.数曲は Future Jazz 風のリズムの曲がありますが,あとは内省的な Terje Rypdal の世界という気がします.

これがライブとは! と思わせる完成度.

Flight 09 / Human Nature

ウズベキスタンのプログレバンド.一応,ロシアのプログレレーベルから出ているので,自身もプログレをやっているということかな?

音はあまりプログレ度は高くなく,特にウズベキスタンらしさ (ってどんなか知らないけど ^^;) も感じられない,ちょっと B 級な香りのするハードロックという感じでしょうか.ゆったりとしたリズムでちょっとダミ声っぽい男性ボーカルが歌います.キーボードの音が若干シンフォ的と言えるかも知れません.