スウェーデンのバンドの 18 年ぶり 3rd.今まで何度も復活の噂がありましたが,ついに復活!
私が名作と思う 1st のメリハリの効いた陰鬱な静寂とヘヴィさが交差する所はそのままに,さらにバリエーション豊かになった気がします.10 分超の曲 4 曲収録.
フルートが前面に出て印象的な部分が多く,そこにギター,メロトロンが複雑に絡み付き,重厚なサウンドを作り出しています.ヘヴィな部分は陰鬱なだけでなく狂気を含むような激しさなど,色々な感情を表現するような感じで一本調子にはなりません.
これまでの作品にはない味付けを足しながら,しっかりと Änglagård 独特の世界を作り出しています.期待を裏切らない名作です.