Finisterre 等で活躍の Fabio Zuffanti のプロジェクトの一つ Höstsonaten の 2008 年作."Spring Song" に続く組曲の一枚のようです.
エモーショナルで繊細な感じのするメルヘンチックなシンフォニックロックという路線は変わってませんが,このアルバムはより繊細な色が濃い気がします.その分,ぐっと迫ってくるような印象が薄くて,聴き終わった後の印象に残りにくいような気がしますが,何度も聴いていると,メリハリもあり,いかにも Höstsonaten という感じです.
イタリアらしい美しい,心温まるシンフォニックロックですね.