インダストリアル・ゼン | |
ジョン・マクラフリン ビル・エヴァンス ゲイリー・ハズバンド
ユニバーサルクラシック 2006-06-07 おすすめ平均 |
リリースからだいぶ経っていて,今更ですが,今でも結構聴いているので紹介.
このアルバムの前のスタジオ盤は "The Heart of Things" で 10 年前とのこと.へー.
最近,フュージョンとなると,「久々にフュージョン路線」とか言われて買ったりすると,歳を取っておとなしくなったなあ,と感じ,も一つピンと来ない場合が多いのですが,このアルバムはそんなことは全くなく,すばらしいです."Mahavishnu" とか "Adventures in Radioland" 辺りを彷彿とさせる,Mahavishunu Orchestra 後のフュージョン路線のマクラフリンという感じのフュージョンです.
もちろん,歳を重ねた事による落ち着いた雰囲気がありますし,それまでの色々なプロジェクトの味を出した曲も入っていたりしますが,全体的に弾きまくっているなあ,と感じさせるものです.マクラフリンはこうでなくては!
昔,高校生のころ,"Adventures in Radioland" が出たとき,確か最初はイタリアのマイナーレーベルから出たということで,入手困難に違いないと思い,頑張ってマニアックな LP(!) が置いてある店に行って,アルバムを買って聴いたときの興奮を思い出してしまいました.(^^;)