aespa / Next Level

5月はヨジャドルのカムバラッシュで書きたい曲が多すぎて時間がたりません。

aespa のデビュー曲 “Black Mamba” を聴いたときは、独特の雰囲気(※)だし、さすがと思わせる高品質ではあるものの「久々の SM からのヨジャ新人なのに普通やな」、「SM だけど流行に乗った曲とダンス」とか思ったんですが、今回の “Next Level” を聴いて考えを改めました。ごめんよ aespa。”Black Mamba” も歌詞は結構独特な世界観を感じるものでしたが。

(※)Twitterのフォロワーさんが「念仏系」と言っていて、良く雰囲気を掴んでるような気がしてウケてました🤣

今回の “Next Level” との歌詞の連続性は良くわからないんですが、”Black Mamba” の次の曲として曲名通り次のレベルに達したという意味でも “Next Level” はすごいと思います。曲の雰囲気的にも「独特の雰囲気を少し感じさせながらも普通」(失礼)だったところから、同じ雰囲気を継続させながらそれをさらに深化させたような “Next Level” は、まさに aespa 自身が “Next Level” に達したという感じがしました。

ダンスもオリジナリティあふれる感じでレベルが上がったように感じます。

曲は本当にすごいですね。序盤のラップと壺の中からヘビが出てきそうな妖術的な掛け声のパートから、ニンニンとウィンターのパワフルでソウルフルなボーカルに圧倒されるメロディアスはパートへと変化し、さらには同じくニンニン、ウィンターによる少し軽快感の増したパートへ展開し自然に同じ雰囲気のままカリナ、ジゼルによるラップへと変化し、再び妖術的な掛け声と共に最初のパートへ戻ってくるという、この曲は本当にプログレッシブ。起承転結という感じ。

けど、この曲、リメイクなんですね。ちょっとこの曲に対して感じてた、SM はすごい曲作るよなあ、と思ってたすごさのレベル感が私の中では低下しましたが、それでも “Black Mamba” から “Next Level” への継続性と進化・深化はやっぱりすごいなと思います。ちょっと SF 的な感じもするので、私の好きな Star Trek の世界観が頭の中に浮かんだりもしています(まあ描く世界はかなり違いますが)

歌詞が一部変わってるのでしょうが、それ以外は結構そのままの雰囲気ですね。

公式にも

「Next Level」はグルービーなラップとパワフルなボーカル、バラエティー豊かな曲進行が魅力的な楽曲で、映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」のOST(オリジナルサウンドトラック)である「Next Level」を、aespaの多彩なカラーでリメイクしました!

歌詞はデビューシングル「Black Mamba」から続くaespaの世界観を描いた内容となり、aespaとae(アイ:アバター)の ‘SYNK’(シンク:aespaのメンバーとアバターが連結した状態)を妨害し世界を混乱させている‘Black Mamba(ブラックマンバ)’を捜すために‘KWANGYA’(クァンヤ:アバターが住む仮想世界)へ向かう旅路を綴ったストーリーを興味深く描いています!

https://smtown-official.jp/news/n20210517/

とありますね。

私のプログレ魂がくすぐられるので、このように前のカムバ曲からの継続性があるような曲に対する評価は高くなりがちw

今回の歌詞も次への予告が含まれてるような意味深な感じがして楽しみです。”KOSMO” って何? “NU EVO”は?