Kotebel / Cosmology

スペインの超絶技巧派シンフォバンドの 5 年ぶりとなる 2017 年作品。

前作で受けた衝撃そのままの突っかかるような音楽はそのままです。ピアノが少し不安定な強迫的なイマジネーション膨らみそうな美しい音を奏でる一方で、一見シンフォ的なメロディを演奏するのには向いてないように思えるギターによるシンフォニック的フレーズが逆に魅力となっています。ギターの後ろのピアノの美しいバッキング的な音があるからギターが余計に引き立つのかも。

今作はパーカッションが特徴的なリズムの部分があったり、フルートの奏でる音が印象的だったりと、前作と共通する印象を与えつつもプラスαで新しい展開も感じさせます。

Sky Architect / Nomad

オランダのバンドの 2017 年作 4th の模様。

オランダと言えばポップで親しみやすいプログレが多い印象ですが、これは突っかかるようなギミックの効いたテクニカルなプログレです。ただ、ボーカルが入る部分は比較的ソリッドなロックという感じがします。テクニカルさとある程度の叙情的な色彩が混じったところが他にないオリジナリティを感じさせます。

新大久保社会見学してきました (2) 〜 Tahiti

先のエントリの続編。

ナナガクを観て 30 分後に始まる Tahiti のライブ。ナナガク終わって会場を出ると、それなりに人が集まってるように見えたし、花も飾ってあったので「さすが」と思っていたら、会場に入ってみると 30 名程度でちょっとビックリでした (ナナガクよりは多いと思ってたので)。前売りを買っていましたが、ナナガクも Tahiti も最後に買った模様でどちらもなぜか 17 番。

Tahiti は大阪で一度観てはいるものの、曲を聴いても曲名はわからない程度の知識です。曲は大体知っていましたが。

ステージは “Skip” で始まりました。歌いだすとナナガクとの違いがはっきりと感じられました (優劣の話ではありません。個性。グループのカラー)。こちらは歌だけで勝負という感じで本格的。歌唱力がはっきり感じられました。

ミンジェさん、ミソさんは相変わらず美しいし、ジェリさん、アリさんはかわいい😍

MC は大阪で観たのと同じくユルい感じで、日本語力の高いジェリさんを中心にアリさんと日本語で会話し、日本語力がイマイチな他のふたりは通訳する感じでした。

同日の男性グループが浴衣デーだったからか、会場付近は浴衣の女性が多数いたので、浴衣の話題になってました。ジェリ「今日は浴衣の日ですか?」「違う?」「浴衣を着る日はいつですか?」(会場から)「盆踊り」(←もう少し花火大会とか気の利いたの言えよw)、「盆踊り?」(しばらく考えて)「ああ、渋谷でやっていたアレ?見ました」みたいな。で盆踊りっぽい踊りをやるとアリが妙に気に入ったのか、その後しばらく盆踊り風変な踊りをやってました。

他にはミソさんが挨拶したら、ジェリ・アリコンビが「ミソさんの話は毎日同じね」と笑っていました。ミソさん「今日はちょっと違います!『幸せです』が付きました」(爆笑)

この日は客から「ソロステージが観たい」とリクエストがあったみたいで「週末だけソロをやることにしました」とのことで、アリさん、ミンジェさんが歌っていました。ソロでも圧倒的な歌唱力が感じられました。

あとは全部は覚えてませんが、

  • Phone Number
  • Oppa You’re Mine
  • 몰라몰라 (「最高です!スンシンちゃん」主題歌)
  • Love Sick

なんかを歌っていたと思います。カバー曲とか他にも歌ってました (忘れた)。

あとは抽選コーナーがあって、当選しました😂こんなところで運を使ってしまっていいのか! (運がなくても30名程度なので当たる確率高いけどw) ステージに上がってチェキを撮ってもらいました。いきなりで心の準備ができていなかったのでなんか出ていっていつの間にか撮影終わってましたw

とにかく本格的な歌が魅力の Tahiti の魅力がたっぷり堪能できる満足のステージでしたよ。

ライブ後のチェキ会、サイン会は次の日の私のステージ (IT系イベントでのセッション一枠) があるし、準備もしないといけなかったので、チェキは撮ってもらったので参加せずに失礼しました。

よく考えると翌日のイベントの私のセッションは 300〜400 名聴講していた感じなので、前日 70 名、30 名程度のステージに喜んで参加していたのを考えるとなんか笑えてきましたw いや、でもステージを満喫して良い気分で次の日を迎えられたので良かったです。また機会があれば行きたいですね。

歌は本格的だし、アリちゃんは Red Queen でも歌ってたし、もう少し人気出てほしいですねえ。