interpose+ / Indifferent

日本のプログレバンドの 2007 年作 2nd.

色々なレビューを読んでいると,基本的にはシンフォプログレということで,そこにジャズ風味がある,というようなレビューもありますね.プログレという枠で括ると,多分そういうことになるのでしょうけど,私の印象は少し違いました.

透明感のある女性ボーカルを前面に出した,シンフォプログレ風の音を出すロックと言った所でしょうか.シンフォプログレ風の音というのは,本当にそれっぽいキーボードの音 (ムーグですか?) がソレで,曲自体は普通のロックという印象です.ソロやインスト部分にこういったシンフォ風の音やジャズというよりはフュージョン的な演奏を織り込んで,透明感のあるボーカルをより浮きだたせ,美しく幻想的な曲に仕上げているという感じです.

私はこういう透明感のある透き通った女性ボーカルが本当に好きで,このボーカルが,日本的で少しドラマチックな,でも内省的だけではなく外へのエネルギーや希望を感じさせる曲を歌う所を聴いていると,本当に感動的な気分になれます.

Pentagram / Live 2005 Osaka

「関西で活動するプログレッシブ・ロックバンド」とのことです.

日本的な叙情さを持ったシンフォフュージョン/ジャズロックという感じですね.ちょっと録音が悪いので,全貌が掴みにくいのですが,美しいメロディを持ったフュージョンという感じです.プログレファンだけじゃなく,フュージョンファンにもオススメかも?

Lu7 / L’esprit de l’exil

L’esprit de l’exil
L'esprit de l'exil Lu7

Vivid Sound  2005-04-12
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日本のギターとキーボードの 2 名のユニットによる 2nd アルバム.

一聴すると,エスニック風味のフュージョンというか,ワールドミュージックというか,まあそういった感じの印象を受けます.一曲毎に違う地域のエスニック風味を加えた感じ.曲は繊細で色々な風景の思い浮かぶような優しい明るい感じが中心.

なんですが,何度も聴いていると,それだけではない感じがじわじわ感じられてきますね.意外にもギターが弾きまくっていたりしますね.時にはホールズワースのように流れるように弾きまくっています.ただ,それがいかにも弾きまくってます,という感じを受けずに,それによって繊細な味を出している所がすごいな,と感じます.たぶん,キーボードの優しい美しい感じとうまく溶け合っていてそういう感じになっているのでしょうね.

何度も聴いて,そのじわじわ湧き上がってくる色々な繊細さが感じられて楽しいアルバムですね.ゲストミュージシャンもなにげに豪華です.

  • 公式ページ
  • mixi にもコミュニティがある模様 (私はまだ見てません)

Minoke? / sangaky

「鳥好きがきっかけで出会った四人が,小鳥のための環境音楽を作成目的に2000年11月結成した音楽グループ」とのことですが,「鳥のために書いた曲はまだありませんが」との言葉どおり,「鳥」を連想させる曲は全くない (^_^;) 日本のジャズロック系バンド.

サックスをフロントに,ちょっとレコメン系やカンタベリ系の雰囲気があって,コミカルな感じとシリアスな感じが同居しているような不思議な魅力.エスニックというか色々な地域の要素を含んだような曲もあって,曲ごとに何か遊び心の感じられる楽しい複雑な変な音楽です.

Asturias / In Search of the Soul Trees

最近,アコースティック・アストゥーリアスとしてバンド活動がされていたが,これは15年ぶりの多重録音版のアストゥーリアスだそうです.

20分を超える組曲 2 曲の作品です.コンセプトは「現代版 Tubular Bells」とのことで,確かにそういう感じ.

聴いていて,ソフトフォーカスのメルヘンチックな緑の風景とか,日本的な幻想的な雰囲気とか,色々な美しいイマジネーションが浮かんで来ました.額に入った美しい絵を見ているようです.

枠に入った機械的な感じなのに,受ける印象は美しく優しい感じの音楽です.