Nils Petter Morvær / Er

Er
Er Nils Petter Molvaer

Thirsty Ear  2006-11-21
売り上げランキング : 208882

Amazonで詳しく見る by G-Tools

澄みきった空間から語りかけるように聞こえてくる鋭い音という感じ.抑えたプレイから得られる独特の空間.

ともすると暗くなってしまいそうな語りかけるようなトランペットに有機的なパーカッションの音が重なって,独特 の浮遊感が得られており,そんなに暗い感じはしません.

Solid Ether しか聴いたことないですが,それに比べて全体的に抑えた演奏です.ちょっと土着的なパーカッションの音が印象的で,でも出来上がりの音はいかにも北欧という雰囲気ですね.

Jan Garbarek / In Praise of Dreams

In Praise of Dreams
In Praise of Dreams Jan Garbarek

Ecm Records  2004-09-21
売り上げランキング : 21306

Amazonで詳しく見る by G-Tools

2004 年作.最初聴くとフューチャージャズ系かなと思いきや,その後ヴィオラとの美しい室内楽的な音楽になったり.

北欧独特の寂しい感じのヴィオラの演奏から,霧が晴れるようにガルバレクのサックスがすーっと出て来る対比が良い感じです.

Circus Maximus / Nine

Nine
Nine Circus Maximus

Frontiers Records 2012-06-05
売り上げランキング : 1744

Amazonで詳しく見る by G-Tools

ノルウェーのプログレメタルバンドの 2012 年 3rd アルバム.5 年ぶり

前作までは爽やかなボーカル (と言うと「メタルのどこが爽やかやねん」と怒られそうですが ^^;) にキャッチーでポップなメロディが特徴の甘い北欧メタルという感じでしたが (おおげさ),今作は作風が変わっているような気がします.全体的にタイトで縦ノリな感じで重厚感が増しており,落ち着いた暗い感じもします.ある意味メタルさが濃厚になっているような気がします.

とはいえ,曲の完成度,ハイレヴェルなボーカル,大きく見た時の曲の雰囲気はまさしく Circus Maximus という根底は変わってないような気がします.

Jaga Jazzist / A Livingroom Hush

A Livingroom Hush (ZENCD76)
A Livingroom Hush (ZENCD76) Jaga Jazzist

NINJA TUNE 2002-12-02
売り上げランキング : 18781

Amazonで詳しく見る by G-Tools

ノルウェーのフューチャージャズグループのおそらく 2 枚目のア ルバム.

フューチャージャズと一言では言えないような多彩な音楽が混ぜ 合わさったような音楽です.基本的にはジャズとテクノ/ハウス系を ベースにした感じです.メンバーも非常に色々なジャンルから影響を 受けているようで,ロック,プログレ,フュージョンなんかの影響も感じられます.

ブレイクビーツなリズムの上でクールなヴィヴラフォンが演奏す る1曲目で幕を開け,その後無機的なリズムと非常に人間味のあるジャ ズ的な管楽器が絡み合うゆったりとした曲から,激しい曲まで様々な 色彩で聴かせてくれます.最初聴いたときは比較的無機質な音楽に感 じたのですが,何度も聴くうちに非常に血の通った暖かい音楽と感じ るようになりました.この暖かみがジャズやフュージョン方面から出てきているようで個人的にとても親しみが持てます.

日本盤ではライブがボーナストラックで 3 曲入っていますが,その曲がまた非常にすばらしいです.ライブはよりジャズ,フュージョン 的な要素を感じます.

(2002年に書いたレビュー)

Close Erase / Dance This

Dance This
Dance This Close Erase

Plastic Strip 2010-11-29
売り上げランキング : 60481

Amazonで詳しく見る by G-Tools

2002年作.図太いリズムの上で70 年台ジャズロックをほうふつとさせるキーボードが縦横無尽に動き回る曲で始まるフューチャージャズロック作品と言え るノルウェーのバンドのアルバム.

曲は Part に分かれた曲 3 曲 (トラック数は 7) から成り,2 曲目は アヴァンギャルドな香りのする,ちょっと内省的な部分もあるキーボード 主体 (というかキーボードが遊んでいるっぽい) の曲で,あとはハードコアフューチャージャズロックという感じの激しい曲です.

(2002年に書いたレビューに加筆)