Pierre Moerlen’s Gong / Live

ライヴ(紙ジャケット仕様)
ライヴ(紙ジャケット仕様) ピエール・ムーランズ・ゴング

BMG JAPAN  2006-10-25
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おすすめ平均  star
star1979年のライブ
starうれしい日本盤発売。DOWNWIND時のライブ。

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"Downwind" 発売当時の 1979 年のライブ.

曲は Pierre Moerlen’s Gong という名前になる前の曲も交えて収録されており,パーカッシヴなゴングの魅力が堪能出来る好作品に仕上っています.

Mike Oldfield と Didier Malherbe が "Downwind" でゲスト参加.ビブラフォンやマリンバによるミニマル的なリフの上で伸びやかでテクニカルなフュージョンサウンドが演奏されます.他のアリスタ作品がミニマル的だったり,ポップな方向に流れていたりする中で,ストレートなジャズロック作品と言えるでしょう.

今回紙ジャケで再発された物の中では一番ジャズロック的な演奏ですね.Bon Lozaga も参加しており,後の Gongzilla の原点と言えるのかも?

Kraan / Live 2001

Kraan Live 2001
Kraan Live 2001 Kraan

Revisited  2006-03-14
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1972年結成のドイツのジャズロックバンド.名前はずっと知っていたけど,聴いたことがなく,買ってみたものです.昔のはサイケな香りのするジャズロックらしいですね.

これは,のっけから調子の良いブルース色のあるストレートなロックという感じですね.年季の入ったベテランのおじさんが余裕で演奏しているという感じ (実際は知りませんが :-p) で,昔はバリバリ弾いていたけど,もうそんなことはしなくて,歳を取ったしね,という感じ (勝手な想像 ^^;).

インスト曲とボーカル曲両方あって,インスト曲もブルース色のあるストレートなインストロックという感じ.心地よい感じですが,ボーカル曲の方が印象に残るかな.

Soft Machine / Floating World Live

Floating World Live
Floating World Live Soft Machine

Moonjune  2006-03-21
売り上げランキング : 19784

おすすめ平均  star
star全キャリアを通してみても秀逸なる本作はまさに必聴!
starバンドルズ時代の未発表ライブが登場!ホールズワースが全開!

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Allan Holdsworth 在籍時のライブ.ドイツの FM 局用のライブのようです.

珍しく Holdsworth がゴリゴリ弾いています.どちらかというと,クールに滅茶苦茶速く弾くというイメージだったのですが,この作品では Holdsworth 独特の流れるようなソロというのではなく,一音一音がはっきりと出ている感じです."Hazard Profile Part One" のフェードアウトは残念!

あと Holdsworth のヴァイオリンソロが収録されているというのも貴重みたいですね.

と Holdsworth の事が書いてあるレビューが多いですが,結構 "The Floating World" とか "The Man Who Waved At Trains" のような,Holdsworth がゴリゴリ弾いてない曲が,すごく Soft Machine っぽくて良いですね.

日本盤がジャケ違いで出てますね.「日本独自のマスタリング」だそうです.

Pierre Moerlen’s Gong / Downwind

ダウンウインド(紙ジャケット仕様)
ダウンウインド(紙ジャケット仕様) ピエール・ムーランズ・ゴング

BMG JAPAN  2006-10-25
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おすすめ平均  star
star時を超えてよみがえるモエルランの魂

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多彩なゲスト (Mike Oldfield, Mick Taylor, Steve Winwood, Didier Lockwood, Didier Malherbe) を迎えて Arista からリリースされた Pierre Moerlen’s Gong 名義での第一作目 (1979年).Arista からのリリースということもあるのか,それまでの Gong らしい曲と,ポップなボーカルナンバーを含む作品です.曲によりゲストの色を出しているからか,曲によって雰囲気が結構違う部分もあり,ゲストによりどう曲が変わるのか,ということも含めて楽しめるアルバムかも知れません.

演奏自体は時代を感じさせる部分もあるものの,ジャズロック調の Gong らしい曲については,オリジナリティに溢れ,スリリングで十分楽しめるものです.

Pierre Moerlen’s Gong らしい,ヴァイヴによるリフが印象的で,Lockwood のヴァイオリンをフィーチャーした 2 曲目や,Mike Oldfield らしさのある (本人参加) 3 曲目等のジャズロック系の曲は秀逸です.

(書きかけ)