The Best of Italian Rock Vol.2 @Club Citta

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休憩挟んで 3 時間で 20 時終了予定が 21 時超えてやりましたよ。還暦過ぎたじいさんの演奏とは思えなかった!!

曲ごとにメンバーを入れ替えながら、1 曲ごとは短いけど、かなりの曲をやりました。イタリア語で歌うアルティのスターレスまで!!

Museo Rosenbach / Barbarica

バルバリカ
バルバリカ ムゼオ・ローゼンバッハ

マーキー・インコーポレイティド  2013-06-25
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2013年新録.

これぞイタリアンプログレ,と言いたくなるような音です.ドラマチックなシンフォ的メロディを流れるように弾くギター,荘厳な男性ボーカル.ギターでシンフォ的なメロディを弾くってクサくなりがちで意外に難しい気がしますが,本当に自然に流麗な演奏でぐいぐい引き寄せられて行きますね.70年代的なサウンドなのかもしれませんが,完全に今の音になってますね.

La Leggenda New Trolls Luis Bacalov / Concerto Grosso Nº3

Concerto Grosso N 3
Concerto Grosso N 3 New Trolls-La Leggenda

Pid  2013-03-12
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ニュー・トロルスの 2013 年新譜.実は私は昔のは聴いた事ありません (^_^;)

前半はオーケストラ入りのスケールの大きい感じで始まるシンフォニックロック.歌が入るとぐっと親しみやすい感じになります.キレも良く開放的で明るいイタリアらしいシンフォニックです.

後半はオーケストラも入ってますが,シンフォ的というよりは暖かい感じのイタリアの歌ものという感じですね.

まさしくイタリアのプログレという感じで,基本を抑えつつも懐古的な感じではなく,現在の音に仕上げているかなり高品質なプログレ作品ですね.

Daal / Dodecahedron

イタリアのバンドの自主制作盤 2012 年作.
北欧の Anekdoten や Anglagard を思わせるメロトロン等による陰鬱な音で幕を開けます.全体的に暗い陰が感じられる音なのですが,サウンド自体はオープニングのヴィンテージプログレ的なサウンドから,徐々にチェンバー色とアヴァンジャズ色のあるサウンドへと変化していきます.時折土着的なサウンドや,シンセミュージック的な浮遊感のある音になったり,こってりしたギターのサウンドが顔を出したりと,底辺を流れる雰囲気は共通しながらも,曲によってバラエティ豊かです.暗い感じではありますが,邪悪な感じはしなくて物悲しげな感じです.