「今日は一日フュージョン三昧」御中
Fusionという今やマイナーな音楽を10時間以上にわたってかけようという番組,とてもすばらしい企画で一Fusionファンとしては非常に良かったと思います.かかった曲も全部非常に高品質な音楽で,twitterでファンと色々話をしながら聴けたことが非常に良かったと思います.
しかし,番組全体としては (渡辺香津美氏のゲスト出演の間を除いて) 非常に残念な番組という感想を持ってしまいました.自分のリクエストした曲がかからなかったから,とかいう問題ではありません.それは前の週にあった「プログレ三昧」でも同様でした.しかしながらプログレ三昧は非常に満足して聴くのを終えたのに対して,「フュージョン三昧」は非常に残念な気持ちで番組を聴き終えました.唯一,ゾクゾクするほどの満足感がえられたのは渡辺香津美氏が出ている間だけでした.
その理由を考えてみましたので書いてみたいと思います.残念になった理由はリスナーとの一体感の欠如,リスナーの熱い想いを放送に乗せられなかったことではないかと思います.リスナーとスタジオに一体感がなくて,深い溝があった気がします.プログレ三昧はリスナーの熱いプログレに対する情熱を放送に反映させてくれた気がします.今日のはあらかじめ決まった構成に乗っかったリクエストを紹介しただけで基本的に熊谷さんの”これは聴くべき”を次々かけただけな気がします.
リクエストした曲がかからなかったという理由だけではそんな残念な気持ちにはなりません.いくら外した感があっても,ファンの熱い想いを放送で伝えているという感じが伝わってくれば,ファンは納得すると思います.プログレの時も曲は外しまくってたけど,みんなその外し方も含めてプログレだー,と盛り上がった気がします.なんでこの曲をかけないかなー,と言いながら,みんな非常に嬉しそうだたのが twitter の tweet からは伝わった気がしました.
後半,香津美氏のライブが終わった後に熊谷氏が出てきて,曲をかけるときの熊谷氏のコメントではっきりわかってしらけてしまったのですが,熊谷さんが「これは絶対にかけるべき」「これを選びました」と言っているんですよね.なんで「Fusion三昧」ではなく「熊谷三昧」だったわけです.
みんな熱い想いを持ってリクエストしたはずです.でも放送から聴こえてきたのは熊谷さんのFusionに対する熱い想いでした.今日かかった非Fusionと思う曲,どれも素晴らしいです.Fusionファンならきっと気に入るモノばかりだったでしょうし,きっと好きな人も多かったと思います.でもFusion三昧という番組に対してみんなが持った熱い想いが伝わってこないまま,Fusion周辺ばかり「これはぜひ聴いてほしい」とかかっても非常に残念な気持ちになるだけではないでしょうか.
とはいえ,Fusionばかり10時間以上かけよう,という番組があったこと自体は素晴らしいことです.次をぜひやってほしいですし,次はぜひリスナーとの一体感がえられるような番組にしてほしいと思います.
お疲れさまでした&ありがとうございました.
作者別: tenforward
Fugu / Harmonia Maudit
| Harmonia Maudit |
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Fugu
Musea Records France 2001-01-01 おすすめ平均 |
フランスのジャズロックバンドの 2000 年作.ジャケットは外国の映画に出てくるような変な日本って感じの,無意味 な漢字が並んだり,日の丸があったりするジャケットですが,音楽は至ってまともです(笑).
ゆったりとしているリズムの上で自在に動くギターが特徴的です.ゆったりとしたリズム とは言っても,何か変なリズムで一筋縄ではいかない感じです (笑).アコースティックギター とエレキギターを効果的に使い分けてメリハリを付けていますし,ちょっと愁いを含んだ テクニカルなギターで,曲も素晴らしいので,退屈しません.
Holdsworth の好きな人だけでなく,日本の Prism が好きな人 (Nothin Unusual 以降あたりですが) などジャズロック系の音楽が好きな人に おすすめです.
(2000年に書いたレビューを一部変更)
Fred & Co / Fred & Co
| Fred & Co |
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Fred & Co
Musea Records France 2001-01-01 |
フランスのウェザー系フュージョンバンドといえば,Sixun なん かがメジャーですが,その Sixun の対抗馬と言われて買ったもので す.Frederic Schneider というジャコが好きなんだなあ,というの が分かるベーシストのソロプロジェクトという感じのアルバムで,とにかく多数のミュージシャンが参加しています.1 曲 1曲の長さがコ ンパクトで,なんと 22 曲も収録されています.全体的には統一感のある雰囲気ながら,最後まで全く飽きずに聞き通す事が出来るのがすごいですね.
ウェザー系の音楽なのですが,それだけに留まらない現代的な解 釈とフランス的ヒネリが利いたなかなか面白いアルバムですね.曲は コンパクトな感じがして,ウェザーなんかよりはスケールは小さい感 じです.色々な楽器も入っていて,曲もバラエティに富んでいておすすめです.
(1999 年に書いたレビュー)
Rhapsody (Rhapsody of Fire) / Symphony of Enchanted Lands
| Symphony of Enchanted Land |
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Rhapsody Of Fire
Spv Germany 1999-04-06 おすすめ平均 |
現在は Rhapsody of Fire を名乗っていますが,Rhapsody と名乗っていた時代の一枚.1998年の2ndアルバムみたいです.
生ストリングスを駆使したクラシック的な HR/HM バンド.呪われた土地に愛と平和を取り戻すためにエメラルド・ソードを手にいれる RPG のようなストーリー性のある音楽らしい.
音楽は,期待通りの所で期待通りに展開してくれるシンフォニックロックですが,私,こういう HR/HM は好きです.(^_^;)目まぐるしく変化し,もうこれ以上ないという大げさなアレンジ.たまりません.曲によっては,変化がすごく速く少しプログレッシブとも思える展開を見せるところもあります.
まあ,お約束過ぎて面白くないという方もいらっしゃるかも知れませんが,私はこの手の音楽は期待を裏切らない展開も好きなので,気に入りました.好きなもんは好きということで….:-p
(1998年に書いたレビューに追記)
Hardscore / Surf, Wind & Desire
| Surf, Wind & Desire |
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Hardscore
Carbon 7 2000-07-10 おすすめ平均 |
ベルギーのチェンバーロックバンドの 2000 年作で 3rd アルバムのようです.
サックスやマリンバ,きれいな透き通った声の女性ボーカルが印象的な,軽快でポップなチェンバー系ジャズロック.女性ボーカル入りのザッパを聴いているような,お気楽でユーモア感覚あふれる曲調に,時折ジャズロック的な所が顔を覗かせます.





