Crimetime Orchestra / Atomic Symphony

Atomic Symphony
Atomic Symphony Crimetime Orchestra

Jazzaway 2009-06-15
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ノルウェーのフリージャズ系なビッグバンドの 2009 年作.

CDのトラックは分かれていますが,おそらくは “Atomic Symphony” という 1 曲をいくつかのパートに分けて収めたという感じのアルバムで,曲名はありません.

クラシカルなオーケストラの演奏と言った趣きで始まり,ベタなビッグバンドジャズな感じが切れ込んで来てオロオロしているうちに,フリーな演奏が切り込んで来て一気に混沌へ.その後も混沌から整然へ,整然から混沌へ,ジャズからクラシックへ,クラシックからジャズへの変化をめまぐるしく行う,一見ぐちゃぐちゃながら,相当に計算しつくした音による混沌ミュージック.そのためか,全体として破壊されてバラバラになるという感じはなく,あくまで破壊されかかったところで再構築が入るという,その変化のたのしい北欧フリージャズでした.

2005 年の “Life Is a Beautiful Monster” とはまたちょっと違った音な気がします.

Locanda Delle Fate / Homo Homini Lupus

Homo Homini Lupus
Homo Homini Lupus Locanda Delle Fate

  1999-07-27
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おすすめ平均  star
star復活イタリアシリーズ

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オリジナルメンバー数人を中心に再結成され製作された新譜で 22 年ぶりの 1999 年作.妖精とは違った優しい暖かみのある歌物アルバムに仕上がっています.時折,プログレ的な畳み掛けるようなフレーズが顔を覗かせたりもしますし,フルートもとても美しく効果的に入ってきます.とにかくホッとさせてくれるような美しさと暖かさを持った秀作ですね.

(1999年8月に書いたレビューに加筆)

Sagrado Coração da Terra / Parte 1 – Cosmos X Caos

ブラジルの至宝,Sagrado の DVD !! 1989 年のライブと 1996 年の “Rio Art Rock Festival” からの映像.
1st ~ 4th までの代表曲をまんべんなくちりばめた Sagrado ファン必聴のアイテムです.代表曲の映像が視られるという,それ以上でもそれ以下でもないのですが,とりあえず動く Sagrado が視られるというだけで買いでしょう.:-)
Sagrado が初めてという人にオススメかと言われると微妙 (アルバムを薦める気がするな) ですが,聴いたことのある人でアルバムが気に入っていた人には間違いのない作品でしょう.明るく伸びやかで美しい演奏が堪能出来ますよ.

Fantasmagoria / Day and Night

Day & Night
Day & Night Fantasmagoria

  2009-11-24
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おすすめ平均  star
star結構いい線いってます!

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ヴァイオリンを中心とした日本のプログレバンドの 2nd.

ヴァイオリンのダイナミックで勢いのある演奏が特徴です.とにかく縦横無尽に駆け回るヴァイオリンがたっぷり堪能出来るバイオリンファン感涙の演奏です.私もヴァイオリン入りのプログレやジャズは好きなんで,これはもう直球ストライクなわけですが.(^_^;)

曲は結構ヴァリエーションに富んでいる気もしますが,印象に残るのがやはりドラマチックなメロディを弾くヴァイオリンですね.たまにハードなギターが顔を出して曲を盛り上げますが.聴き終えてみると,全編に渡ってヴァイオリンが前面に出ていた感じだった印象なので,逆に他の楽器がどーんと前に出てくる場面があった方が,ヴァイオリンがより引き立ち,曲の印象ももっとヴァリエーションに富んだものになるのかもしれません.

とは言え,私のようなヴァイオリン大好きファンにとっては,もう聴いているだけでうれしくなってニヤニヤしてしまいます.買って損のない一枚ではないでしょうか.

Being & Time / Being & Time

ギターとベースの 2 人によるユニットの 2009 年 1st.

硬質でテクニカルなジャズロック作品.難波弘之氏絶賛の言葉「真のブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの後継者は…」のブリティッシュロックってのはちょっと分からないですが,まあ音楽の素晴らしさとは別ですね.

日本の Prism (Nothin’ Unusual 以降) を感じる部分も多く,キレのある緊張感あふれる演奏が印象的ですね.ギターの流れるようなソロが気持ちよいです.