XL / Surreal

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Finland の Midi Vibe を中心としたバンドの 5th アルバム.2002 年作.

4rd アルバムは Live 盤だったので,クラブ的な要素の強いノリ重視でし たが,このアルバムでは,このバンドの特色である Midi Vibe を中 心にすえた作品に仕上がっています.JazzRock/Fusion をベースにし ながらも,シンフォニックロック的なゆったりとした味わいも十分に 含ませ,Midi Vibe が陰に隠れないようにしながら,ノリの良さもス ポイルしないようにうまくバランスを取っています.

Fusion をベースにシンフォニッ ク的な要素やクラブ的要素をうまくミックスした近未来的 Fusion と 言った所でしょうか.

(2002 年に書いたレビューに加筆)

Museo Rosenbach / Barbarica

バルバリカ
バルバリカ ムゼオ・ローゼンバッハ

マーキー・インコーポレイティド  2013-06-25
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2013年新録.

これぞイタリアンプログレ,と言いたくなるような音です.ドラマチックなシンフォ的メロディを流れるように弾くギター,荘厳な男性ボーカル.ギターでシンフォ的なメロディを弾くってクサくなりがちで意外に難しい気がしますが,本当に自然に流麗な演奏でぐいぐい引き寄せられて行きますね.70年代的なサウンドなのかもしれませんが,完全に今の音になってますね.