1979 年リリースの 5th.
それまでの荒々しさは多少なくなり,コンパクトにまとまった感じです.ソロ合戦という感じも消え,メロディ重視になった感じを受けます.ソロは 2nd では各パートが絡み合った感じがしましたが,この作品はそれぞれが独立した感じです.
メロディはちょっとさわやか,ちょっと情熱的,リズムに多少ラテン 色を加えたりしています.ギターもアコースティックギターを導入し たりして,一本調子という印象をなくしています.攻撃的な感じも多 少少なくなっていますね.独特の美しいメロディラインは健在で,オリジナリティは感じられます.
(昔書いたレビュー)
月別アーカイブ: 11月 2011
Fusioon (1st)
Eik / Hríslan og Straumurinn
Anekdoten / Vemod
暗鬱 | |
アネクドテン
ディスク・ユニオン 1995-08-25 |
1993年リリースの 1st.
90 年代を代表する北欧のバンドのうちの一つ.輸入盤がメタル系雑誌などでも紹介され,結構売れたらしいです.
邪悪な感じチェロやメロトロンが妖しげに鳴り,ハードで緊張感 のあるギター,ベース,ドラムが乗っかります.重厚感のある,ハードな暗黒の音楽という感じで,その緊張感と迫力はすさまじいです.. とにかくすごくヘヴィな音楽で,このずしりとくる重さが出せるバンドはなかなかないでしょう.
来日公演も行きましたが,シンプルな楽器構成でよくこれだけの 重厚感が出せるな,と思いました.