東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編 | |
菊地 成孔 大谷 能生
メディア総合研究所 2006-03 |
書店でみかけたので購入.
前作よりそれほど分厚くなってないような気がするが,微妙に値上がりしているような… :-p
と調べてみたら 50 ページほどこっちのほうが多いか.
講義の日付が,目次とか各章の表紙は 2005 年ですが,各項の部分は 2004 年になっているのはご愛嬌.:-p
東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編 | |
菊地 成孔 大谷 能生
メディア総合研究所 2006-03 |
書店でみかけたので購入.
前作よりそれほど分厚くなってないような気がするが,微妙に値上がりしているような… :-p
と調べてみたら 50 ページほどこっちのほうが多いか.
講義の日付が,目次とか各章の表紙は 2005 年ですが,各項の部分は 2004 年になっているのはご愛嬌.:-p
Envol: Triangles Les Saisons Marines Minimum Vital Musea 2001-01-01 |
2nd に元々カセットでリリースされていた 1st をカップリングした CD.
テクニカルかつ軽快でスピーディなフュージョンという感じの 1st .後には
いなくなるフルートが軽快さを演出しています.軽快とは言っても,クールで
テクニカルな印象なので,イージーリスニング的な軽さではなく,テクニカル
な面が軽快な味として出ているという感じですね.まだ後のポップな要素はシ
ンフォな要素は強くなく,時おり顔をのぞかせる程度です.ギターのソロも
フュージョン的でテクニカルですね.ただ,メロディには後に通じるようなバ
ロック的な味が感じられたりします.アコースティックギターによるプレイも
同様.演奏もうまいですが,若干安定さに欠けるかなあという気がする部分も
あります.1998 年のライブ盤では 1st からの曲も演奏されていますが,後の
ポップな曲と演奏してもそれほど違和感ないですね (中でもそういう曲が選ば
れているからかも知れませんが).
2nd になると,後のシンフォ色・バロック色が出てきて,1st のクールな感じ
から,若干エモーショナルな方向にぶれてきます.スピードもゆっくりとした
雰囲気になり,ポップな方向に変化しますね.とは言っても,まだまだ 1stか
らの流れを汲んでおり,フレンチっぽいポップさとバロック色とテクニカルさ
がうまい具合にミックスされていると言った具合です.