キューバのシンフォニックロックグループの 2008 年作で 2nd.6年ぶりかな?
前作はキューバらしからぬ(?)バグパイプ入りの明るい伸びやかなシンフォでしたが,今作はオーソドックスなシンフォニックロックで,イエス系かな,王道を行く作品ですね.
伸びやかなキーボードとギター,明るい開放的なハイトーンのボーカルが印象的.現代的なキャッチーでポップなメロディながら,曲の構成はメリハリのある変化に富むものですね.シンフォファンも納得のドラマチックさと,ダイナミックな演奏です.
フランスというより,現代のシンフォニックプログレ界を代表するバンドじゃないかと思っている Nemo の 2009 年 6th(?).買ったのは 500 枚限定とか言う "SI Live" という 15 曲入りのライブ盤付属の限定盤.
現代的なネオプログレ色とフランス独特の柔らかさの同居したバンドです.基本的には前作までの Nemo カラー全開ですが,前作まではどちらかと言うと,細かいパーツを組み合わせて,スリリングなシンフォ色を出していたという感じですが,今作はより大作指向になり,ゆったりとした大河的にゆるやかに曲が変化しながら展開・変化していくという感じで,より本格的シンフォニック作品への舵をきった作品と言えるかもしれません.
ライブ盤は前作,前々作の 2 部作の曲が堪能出来るすばらしいライブ盤でした (前々作"Si Partie 1"は未聴).
「鳥好きがきっかけで出会った四人が,小鳥のための環境音楽を作成目的に2000年11月結成した音楽グループ」とのことですが,「鳥のために書いた曲はまだありませんが」との言葉どおり,「鳥」を連想させる曲は全くない (^_^;) 日本のジャズロック系バンド.
サックスをフロントに,ちょっとレコメン系やカンタベリ系の雰囲気があって,コミカルな感じとシリアスな感じが同居しているような不思議な魅力.エスニックというか色々な地域の要素を含んだような曲もあって,曲ごとに何か遊び心の感じられる楽しい複雑な変な音楽です.
| Overlook |
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Fromuz
10T 2008-10-21 |
ウズベキスタンのジャズロックバンドの 2008 年作で 2nd アルバム.
5 曲入りですが,なんと全曲 10 分を超える大作揃い.出だしからタイトなロック的縦ノリながらも,エッジの尖っておらず,フュージョン的に少し角を丸られた感じで,これが前作から続く Fromuz 的な雰囲気.:-)
5 曲入りで物足りないなんてとんでもない!! 1 曲聴き終えただけなのに,数曲聴いたのかと思う,1 曲の中でのバリエーションの広さ.時にはブルージーに,ときにはシンフォニック的に,そして 1st ではなかったアヴァンギャルドな雰囲気も少し混ぜながらも,あくまで Fromuz 風ジャズロックでやわらかに覆った音に収束します.ピンと通った芯は外すことなく,オリジナリティを出しながら演奏は進んで行きます.
1st に比べて,じっくり曲作りがされている感じで,抑えて抑えて抑えきった所でドカッとジャズロック的に発散するところなんか,じらされているようで,その解放感がまたたまりません.
テクニックも曲も作りもかなりハイレヴェルなオススメの一品.こんな辺境ロックがアマゾンで買えるなんて!! :^)