LOOΠΔ / x x

ひとりずつのデビューのときの雰囲気と全員揃ったデビュー曲の雰囲気がちょっと違うなー。良い曲ではあるけど、ひとりずつのときの雰囲気が好きだったので、普通のアイドル曲になったなー、なんて思っていた “+ +” に続くアルバム “x x” が出ました。

活動曲は “Butterfly”、うぉーこの雰囲気!待ってました!

とにかく透明感のある静かでありながら、ポップでノリも良いアイドル曲というところを大きく外さない、これはまさに待望のカムバックですね。

作曲も LOOΠΔではおなじみの MonoTree の G-High ですね。

ダンスも曲にぴったりの美しい流れるような振り付けですね。この振り付けはいい!

2 曲目 “Satellite” は Twice の “Yes or Yes” なんかの作曲家さんですね。

3 曲目の “Curiosity” も MonoTree ですね。これも同様の美しい透明感のある曲。

4 曲目 “Colors” は同じ雰囲気は共有しつつも制作陣が変わっているのもあって、少し違う雰囲気ですね。叙情性が少し増したドラマチックな雰囲気があります。この曲もいいです。

(前作に収録されていない)最後の曲も、全体的な雰囲気を共有するバラード曲で、全体を通した世界観も共通していて良いですね。

LOOΠΔ / + +

このアルバム名は何と読めば良いのでしょう? 😅 “+ +” は、これまでの 3 つのユニットと YeoJin(여진)があつまって「プラスプラス」の効果を発揮するということを意味しているようですね。なので「プラスプラス」でいいんでしょうか。 ソロやユニットはかなりお好みで結構聴いたので完全体はどんな曲になるのだろうと楽しみにしていました。 ついに 12 人の完全体となり、まずはリリースされた “favOriTe”。 これまでのソロやユニット作では、どちらかというと幻想的で流れるようなメロディが特徴的だったことが多かったので、その流れで来るのかと思っていたら、その雰囲気は少し残しながらも縦ノリのキレのよい感じできたのでちょっと驚きでした。 この曲は yyxy の曲や Olivia Hye と同じ作曲家が入ってますね。他のアーティストへの提供曲もチェックしたけど知っている曲はあまりありませんでした。作詞家はこれまでの LOOΠΔ の曲多数に参加してる人や、私でも知っている K-POP アーティストに詞を提供したりしてる人のようでした。 アルバム 1 曲目の “+ +” は、先に上げた意味の通り、3 つのユニットのアルバムのイントロ曲をひとつにしたイントロ曲のようですね。yyxyのdal segnoではじまって、1/3のInto the New Heartをはさみながら、Odd Eye CircleのAddへ。他にも要素入ってた? そして 2 曲目。アルバムリリースとともに公開されていました。この曲は High Energy(Hi-NRG) というダンスミュージックのジャンルの曲のようです(初めて聞くジャンル名)。 スピード感と若さあふれる開放的な曲ですね。こちらは作詞作曲ともに MonoTree 人脈の人の名前が出てますね(황현, GDLO)。それとともに K-POP ではもうおなじみ(?)の Mayu Wakisaka さんの名前も見えますね。「はーいはーいはーいはーい」ってところが頭から離れなさそうですね。
これまでの LOOΠΔ と同様に、様々なジャンルの音楽をベースにしたり、凝った曲の作りをしたりというところは健在で、今後も活動がますます楽しみです!

LOOΠΔ・Olivia Hye(올리비아 혜)/ Egoist(Feat. JinSoul)

(2018-03-29 Teaser の時点で公開、2018-04-02 リリース後に更新してます)

ようやくというかついにというか、LOOΠΔ 最後のメンバーがちょっと前に公開されていますね。

終始落ち着いた感じでこれまでの LOONA 的にゆったりと幻想的に流れていく感じですね。サビ冒頭の鼻にかかったような甘い感じが良いです。

これまでの流れでずっと聴いて来ていると違和感なくスッと入ってきますね。初めてこの曲を聴いてハマるのかはわからないですが。

ポップメロディと EDM ビートのミックスとありますが、EDM 詳しくないのでよくわからないですね。サビの後の歌詞のない部分のあたりなのかな?

Featuring ジンソルで途中のラップを担当しているのかな。堕落天使って何?w

作詞は MonoTree パク・ジヨンと Jaden Jeong ってことで Odd Eye Circle の “Girl Front” あたりと共通ですかね。作曲は Artronic Waves(1/3 あたりの曲と同じ)、PABLO GROOVE、Lapi とのことで後ろ二組(?)は良く知らないですが、これまでの制作陣と同じ感じと考えて良いでしょう(曲の雰囲気も共通してるので)。

曲はego(自我?)がテーマなんですかね。自己愛によって自我が生まれ、Egoisticであっても自己愛が自我を完成していくと。深いですな。よくわからんですがw 自我とか自己愛とか、最後のユニットに共通するテーマのようですね。

ダンスもこれまでの流れをくむ感じですね。このあたりのダンスとか。

完成形での活動も楽しみですね。ユニット活動もあるとか。

解析動画。

Teaser の時点でもう解析動画が上がってたんだw

LOOΠΔ・Go Won / One & Only

1 末に公開された LOOΠΔ 11 番目のメンバー Go Won(고원)の曲は “One & Only”。

前作は「ソウルトロニカ」ってことだったので、今回はどうひねってくるのかと思って楽しみにしていましたが、シンプルな打ち込み然としたリズムとメロディの上で軽快に歌う歌は意外に王道なアイドル色のあるポップでかわいい曲な気がします。

とは言っても、サビの部分なんかに、これまでの LOOΠΔ といずれも共通するような雰囲気を根底に感じる曲です。

公式の紹介文によると、

Go Won’s titled track ‘One&Only’ is about self-love.

“One & Only” は「自己愛について」の曲

とのことですね。

Even when it feels like the existence of oneself seems irrelevant in the world and may feel very little among others, Go Won sings, “it’s not a coincidence that I’ve met myself” and emphasizes how she met herself, ‘one and only’, is precious.

世界で自分の存在が重要でないように思えると感じ、みんなの中でとても小さい存在と感じる時でさえ、「私が私自身に出会ったことは偶然ではない」と歌い、どのように「ただひとりの私」である自身に出会ったかがかけがえがないと力説します。
(以上の公式の解説は https://www.youtube.com/watch?v=m5qwcYL8a0o より。訳は私の超訳ですので間違ってる可能性大w)

うーん、深いですね。MV もガラケーで撮ったような縦画面で、全体的に水色と影による黒の色調、Yves と Chuu が登場し、これまでに MV で登場したりんご、いちごが登場したり、Go Won ちゃんの前にはパイナップルがあったり、たぶんこれまでの MV での衣装が登場したり、なかなか色々深く考察できそうになっていますね。サビの部分のシルエットでのキレの良いダンスも良いですね。

考察動画も上がってますねw

曲は Oh My Girl の曲をたくさん手がけている Darren Smith と Tammy、作詞は MonoTone のパク・チヨンとのことです。

(参考)

色々思いを馳せて頭を巡らせるのが楽しい LOOΠΔ 10 人目 Chuu “Heart Attack”

年末にLOOΠΔ 10 人目のメンバー Chuu の “Heart Attack” が公開されていましたね。

MV視てるとちょっと Secret のジウンちゃんっぽいところが感じられてかわいいです😍

前作 Yves の抑えた感じの落ち着いた「ソウルトロニカ」サウンドから、跳ねるようなソウルフルなサウンドとポップなサビの、これまた引き続き良曲ですね。ある意味 K-POP の王道的なアイドルソングかもしれません。作曲はスウェーデン系の Ollipop、Hayley Aitken と “Girl Front”、”Love Cherry Motion” なんかと同じですね。作詞は私もお気に入り MonoTree の人ですね。

映像も凝ってますね。9 人目 Yves のストーカー(?) な Chuu、Yves の MV でフィーチャーされていたのは赤いリンゴでしたが、


(Yves ”New” MV の赤いリンゴ)

Chuu が必至に渡そうとして受け取ってもらえないのは青いリンゴ。


(受け取ってもらえない青いリンゴ)

ルネ・マグリット的ですね(展覧会観に行った。結構好きです)。

(MV中の部屋の中の青いリンゴ)

(ルネ・マグリット リスニング・ルーム(1952年))

りんごも壁の色も窓も同じですね。

MV 後半で青いリンゴをかじるとりんごが赤くなり、その後は Yves と楽しく盛り上がり、なぜか最後はマッチ売りの少女のように青いリンゴと共に Chuu が倒れていたり。一度ロゴが出て終わったと思った後の映像は赤いりんごと共に倒れていて、それを起こすのがハスル!!(ここで衣装的にもつながり、同じく年末に公開されていた “The Carol” のハスルの衣装ですね)

Yves が読んでいる本のタイトルは「アフロディーテは死を意味する」(ジョン・アップルビーという人の作品のようですね、知らない)。これがどう映像の他とつながるのかわかりませんが。

映像の考察動画まで出てますねw(まだ全部は視てません)

(参考)