Dreamcatcher / [Apocalypse : Save us]

Dreamcatcher 2 枚目のフルアルバム “Apocalypse: Save Us”、先の “Dystopia” からの 3 部作の 2 枚目とのことですね。これはなかなかの名盤じゃないでしょうか。

前半がグループの曲、後半は各メンバーのソロという構成で全 14 曲の大作なんですが、これがなかなか、どの曲も良くてどれが一番好きとか選びづらいほどです。

“Intro” から陰鬱な北欧プログレを思わせる Dreamcatcher らしいオープニング(Anglagard みたいな!とか言うと怒られそうw)。そこから軽く肩の力を抜いたように歌う “Locked Inside a Door”、ここですでにすげーカッコいい!

そして一気に活動曲でドラマチックな Dreamcatcher の世界に引き込まれます。ベテランらしい余裕を感じさせながらもドラマチックに盛り上がるこの曲は格好良い!ガールクラッシュとかでなくてもカッコよさは表現できるんだよ、というのを表すような自信にあふれるパフォーマンス。とにかく格好良い。

そして初の 1 位おめでとう!もう取れないのかと思ってましたよ。いやー、良かった。

https://www.youtube.com/watch?v=h8YQRCyrjS0

そしてシンセポップの Dreamcatcher 的解釈の “Starlight”、最初のレトロなシンセが印象的で歌が入ると叙情的でしっかりと Dreamcatcher 色でシンセポップであることを忘れてしまいます。

“Together” はディープハウスでしょうか。叙情的ながらもテンポがよくハウスらしいリズムが効いていてスッと自然に聞き進められますね。どんなジャンルでもしっかり自分達の世界観に引き込むところがさすがです。出だしはダミなのか♬

最後の “Always” は美しいバラードですね。

そしてイントロに対応するように最後にインストの曲 “Skit: The seven doors” が入るんですが、これがまた格好良い!!アップテンポの印象的なメロディから静かに幕を引くように終わるところとかもうプログレメタルやん。

この後は各メンバーのソロなんですが、それぞれ自身の自作曲なんですね。各メンバーの個性が表れているようで、こちらも聞き応えがあります。ジユのちょっとシティポップらしい曲とか、ジャジーなユヒョンの曲とか、開放的なロックのダミ、ストレートな K-POP のソロ曲のようなガヒョンとか、Dreamcatcher とはまたちょっと違う雰囲気の曲が楽しめたりして、最後までしっかり聞けます。

2021 年 Girl’s K-POP Top 20(1)

(2021-12-30:自分のブログエントリーへのリンクの設置など少し更新しています)

あっという間に年末ですね。すでに色々なブログで今年のTop10とかが発表されているのでしょうか(私は見てません)。このブログでも昨年と同様に20曲を選んでみましょう。

ちなみに昨年のはこちらです。

今年は個人的に忙しく、例年ほど音楽をじっくり聴けていません。なのでこれまでと違って聞き込んだ結果「この曲は自分の好みではないがすごい」みたいな深い選び方はできていません。まあ、こんな個人ブログにそんな重みはないのでどーでもいい話なんでしょうけど、本当に私の好みの音楽が選ばれているだけという要素が例年以上に強くなっているはずです。

今になってこのエントリーを書くために聞き返して「え?この曲こんな良かったっけ」みたいに感じることもあります。

例年通り

  • 特に順位はつけません。20曲選ぶだけです
  • 「Girl’s K-POP」というタイトルですが、厳密に「Girl’s K-POP」ではないかも
  • 1アーティスト1曲縛りです

この企画をやるためにたくさんの曲を選んだんですが、今回はどちらかというとその中からどの曲を20曲選ぼうか迷った末に入った10曲を紹介します。

それでは行ってみましょう!!

Majors / Dancing in the starlit night

同じアルバムに収録されている “Rain on Me” は製作陣が結構豪華な感じですが、こちらはそこまで大物ではないようです。それでも曲はなかなか素晴らしく、機械的なリズムに乗る独特の空間を感じるシンセと叙情的なメロディがスケールの大きい空間を作り出してます。

ITZY / In the Morning

私の周りではあまり評判がよろしくなかったこの曲ですが、私は結構気に入ってます。個人的にはあまり ITZY の楽曲は好みではないのですが、この曲の最小限の演奏によるバッキング(?)で歌われるラップから急にメロディアスに歌われるところの変化が、よりメロディを強く感じさせて、タメにタメていっきにメロディを放出しているような感覚が良いです。

公園少女(GWSN) / Like It Hot

この曲は公園少女らしい定番の公園少女サウンドで安心安定のサウンドという感じではありますが、それでもこの曲の良さはやっぱり一気に引き込まれてしまって何度も聞いてしまう、さすがの安定感とクォリティの高さを感じさせてくれました。今年はこの曲以外には動きがなかったですが、来年もこの調子で高品質な曲をリリースしてほしいです。

Pixy / Addicted

Pixy のインパクトはデビュー曲から突出していましたね。あの妖術的な独特なささやき声とオリジナリティあふれるダンスで、これはすごい!と思ったのですが、曲が始まってみるとイントロで感じたほどの強烈なオリジナリティは感じず、最初のインパクトだけかと思ったのですが(今聞くとそうでもない。スミマセン)、この曲でその評価も吹っ飛びました。

この曲はアルバムでイントロから続けて聞くことでさらに魅力を増すような気がしますので、是非続けて聞いていただきたいところです。イントロの MV もなかなかプログレッシヴですよ

そしてこの曲もダンスのオリジナリティがすごいですね。

Red Velvet / Queendom

完全体で戻ってきたレドベル。レドベルらしさにあふれる軽快なメロディでさすがです。

fromis_9 / Talk & Talk

全体的に抑揚がないのですが、通しで明るく軽快なメロディの中にも展開があって聞いてるうちに耳に残って聞きたくなってしまう曲でした。そして初 1 位!! 良かったですね。

赤頬思春期 / Butterfly Effect

これはデジタルシングルだったんですよね。ロック的なサウンドに乗って BOL4 らしさあふれるバラードが展開されて、これは気に入らないわけがないという感じです。

cignature / My Story

活動曲は “Boyfriend” なんですが、この曲にはすっかりやられてしまいました。淡々としたリズムの上に乗るドラマチックなメロディ。たぶん、私の好みのラインに近い曲なんだと思います。この曲を聞いて “Boyfriend” を聞いていたら、”Boyfriend” も気に入ってきました。

去年も cigunature 選んでるし、オレ結構好きなんちゃうん?🤣

Dreamcatcher / BEcause

彼女たちもすっかりベテランですね。この曲はメタル色は薄くなったものの紛れもなく Dreamcatcher サウンド。メタルバンドがメタル色を薄くして進化したような納得感のある曲です(なんのこっちゃw)。いや、ロックサウンドの名曲ではないですか。

Hwasa / I’m a B

いや、もう、コメントする必要もない堂々とした風格を漂わせながら歌い・踊りますよね。曲も彼女らしいソウルフルでキレのある良曲だと思います。曲のキレに合うようなキレのあるダンスもいいですね。

Part.1 はこちら。

Dreamcatcher / [Summer Holiday]

メタリックな K-POP アイドルの座は Pink Fantasy に譲ったかもしれませんが😛、Dreamcatcher のカムバ曲 “BEcause” はやっぱり Dreamcather を感じさせる良曲だと思うんです。

ほら、プログレデスメタルとしての Opeth が徐々にプログレ色を強め、デス声を封印してデスメタルではなくなり、徐々にプログレ色を薄くして内省的なロック作品へと変化したように、メタルからロックへの回帰は必然なんです(知らんけど)。この曲は’紛れもなく Dreamcatcher サウンドだと思います。

製作陣(Ollounder,LEEZ)もこれまでの Dreamcatcher の作品を担当してる製作陣のようです。特に新しい境地を開くために製作陣が変わったということもなく、やはり Dreamcatcher なりの連続性を持たせてるのでしょう。他には ATEEZ の曲も担当してたりするようですね。

このシリーズの動画もありますね(日本語字幕選んでも英語だ…)

Dreamcatcher ‘Nightmares Before Christmas’ 2019 @ Cool Japan Park Osaka SS Hall

Dreamcatcher のクリスマスイベント、クリスマスっぽいというドレスコードだったので、赤のニット、緑のパンツで 2 部だけ行ってきました🎄

会場は大阪城公園内の Cool Japan Park Osaka の一番小さな SS ホール。最大で椅子席 300 人くらいの規模ですが、当日はステージが広めに取ってあったのか、後ろに余裕があったのか、8 列の座席が準備されており、ほぼ全ての椅子が埋まっている感じでした。なので 200 名以上はいた感じでしょうか。

開始前には Dreamcatcher お決まりの、公演に際しての注意事項をメンバー自ら行う声がスピーカーから聞こえて気分が高まります。

始まるとメンバーはサンタコスで登場。司会は Dreamcatcher ではおなじみらしいファンさん(?)。

  1. Deja Vu (Japanese ver.)

自己紹介。そして「少し早いけどメリークリスマス!」

  1. Jingle Bell Rock

ファンさん、「Jingle Bell Rock ってジングルベルのロックバージョンかと思ってた」というと、ジユがちゃんとロックバージョンで歌ってくれるという反応の良さ、さすがですね。

この後は、トークコーナー。テーマは「クリスマスの想い出」、「好きなクリスマスソング」「Dreamcatcher重大ニュース」でした。

重大ニュースはファンクラブ1期、日本アルバム発売、ヨーロッパ・アメリカツアーなんかが挙がってたかな。ファンミーティングでハロウィンのどんな仮装をしたか?とか、ファンクラブ名称の由来とか他の候補のお話や、ツアー中の買い物の話をしていました。

このあとは「好きな曲は何?」という投票をファンクラブでやった曲 3, 4 位の曲。

  1. また一人になった (Japanese ver.)
  2. Chase Me (Japanese ver.)

このあとはゲーム。ジユ・ユヒョン・ガヒョンとシヨン・スア・ダミでわかれてました。

ふた組にわかれて、事前にお題に従ってそれぞれのチームがポーズを取っていたものを、別のチームが同じお題でポーズを取ってシンクロしていたら OK、そうでなければ NG というもの。

もうひとつはゲームあるあるのジェスチャーゲーム。これが結構難しくて「〇〇している××」って感じで結構苦戦してましたね。笑わせてもらいましたw

このあとは人気投票 2, 1 位の曲。

  1. Full Moon
  2. You and I (Japanese ver.)

アンコール

  1. Breaking Out

Dreamcatcher、やっぱり良い曲ばかりですね。次はコンサートで観たいです。

https://twitter.com/jp_dreamcatcher/status/1208356524529090561?s=20

後ろの方でしたが、一応写ってました😅

Dreamcatcher Asia Tour “Invitation From Nightmare City in Japan” @ Kobe Harbor Studio

Dreamcatcher(どぅけ)のアジアツアーの最後、神戸の 2 部に行ってきました。

元々はこの日はこのライブのみの予定だったのですが、急遽昼間はおまごるのファンミーティングに行くことになって、1日2イベントハシゴという初めての経験をしました(リリイベのハシゴは経験あり)。ちょっと疲れましたが、それぞれの個性が感じられましたし、なかなか良い経験になりました。

会場は神戸 Harbor Studio というメリケンパーク近くのライブハウスで初めて行くライブハウスでした。Harbor Studio は比較的小規模なライブハウスで、コアなファンのみが観に来ていたこともあり、全員が掛け声をかけるような感じで盛り上がり、一体感があって良かったですね。

開演前にジユ(?)の声で日本語で諸注意が会場に流れてました。その後、カバーダンスのオープニングアクトがありました。その後にスケールの大きなシンフォメタル風のイントロが流れ、どぅけ登場。

ジユが黒髪のロングになっていてキレイだった😍

Setlist

  1. What -Japanese Ver.-
  2. Chase Me -Japanese Ver.-
  3. Wonderland -Japanese Ver.-
  4. Good Night -Japanese Ver.-
  5. Daydream
  6. 괜찮아!
  7. ダミ・ユヒョンユニット(BTS / Spring Day)
  8. スア・シヨンユニット(Taemin / さよならひとり)
  9. ジユ・ハンドン・ガヒョンユニット(少女時代 / Gee)
  10. PIRI〜笛を吹け〜 -Japanese Ver.-
  11. Trap
  12. You and I -Japanese Ver.-
  13. And There Was No One Left
  14. I Miss You
  15. 하늘을 넘어(Over The Sky)
  16. Mayday

(セトリ間違ってるかも?)

活動曲を歌う前は一度舞台脇に引っ込んで、各活動曲に対するイントロが流れていました。シンフォニックメタルのライブのオープニングが何度もあるようで、気分も高まってなかなか良かったです。改めてどぅけの活動曲のイントロ〜曲と続くあたりはメタリックでカッコいいなと思いました。”PIRI” のイントロって、メタル+EDMって感じでかっこよいな、とこの日大音量で聞いて思いましたね。

以前のどぅけのライブと同様で、曲パフォーマンス中心の構成で、トークは韓国語で通訳が入るものでした。

ユニットではダミが歌、ユヒョンがラップとか、色々と新しい魅力を見せようとする部分もありましたね。いずれもK-POP の日本語曲で、ダミ・ユヒョン組、スア・シヨン組は格好良い曲をじっくり聞かせる感じ、ジユ・ハンドン・ガヒョン組はみんな掛け声かけられる曲で盛り上がる感じで良かったです。

後半のハイライトは、最初の挨拶でスアがうっかりフライングしそうになった “You and I” の日本語版でしょうか。そして夏に日本 2nd アルバム発売と日本オリジナル曲が収録されることが発表されてました。楽しみですね。

アンコールはコールが起こる前に映像再生が始まりちょっと「え?」となってしまいました😅。K-POP のライブで最近気になるのがコレ。誰もアンコールしない。誰もしないなと思って私がしたこともあるけど、ガチ勢が多数いるのに私みたいな素人がなあ、と何もしないことが多いです。この日は映像終わった後にコールがありましたが…😅

個人的にはどぅけは掛け声を覚えてる曲も多くて、ライブでは掛け声を思いっきり叫べるのでそこも気持ち良いところも好きです。ほとんど練習もせずに行きましたが意外に覚えてるものですね。ただ、日本語曲になると、歌詞も覚えた韓国語と異なるので、ちょっと調子狂いますね😅

終演後は中止になった乾杯会の代わりの挨拶でしたが、スアが「なくなりましたが」と言いながらエア乾杯してました。ハイタッチは一言感想が言える程度の速度で進みました。最後、ダミに「また来てね」と言って通り過ぎたら、通り過ぎた私の方を見てうなずいてくれたので満足ですよ😅。

改めて聴くとどぅけって良い曲ばかりですよね。ハードでドラマチック、かなり私好みだなと感じました。曲数もたっぷりのまさしく「ライブ」という構成も前回と同様で満足です。またライブは行ってみたいですね。

https://twitter.com/jp_dreamcatcher/status/1125012470832123904
神戸の集合写真は投稿されないの?w
ちょっとだけ協力したので名前(ハンドル)載ってます