2013年の音楽振り返り (3) 〜 Rovo and System 7

またまた間があきましたが第三弾.

「人力トランス」とか言われているらしい (Wikipedia より) ROVO,プログレ的な文脈で聴いていましたが,これまたプログレ的な流れで聴いていた System 7 とコラボということで,早速アルバムを購入したのですが,これがライブを行うということで行ったライブには感動しましたので第三弾に.

System 7 の Steve Hillage は元々 Space Fusion と呼ばれていた周辺の音楽をルーツにしているので,System 7 がスペーシーだったわけですが,それに「人力」でありながらかなりスペーシーだった ROVO のコラボが合わないわけがなく,アルバムの時点でかなり感動して繰り返し聞いていました.2013 年のアルバムの中でもかなり聞き込みましたね.

で,そのライブ.生の ROVO も初めて,プログレファンとしては生の Steve Hillage もうれしい.System 7 も初めて.そもそもこのジャンルの音楽のライブも初めてという初めてづくしで行ったライブですが,人生の中で最も体を動かして汗をかいたライブになりましたよ.いやもうホントに素晴らしかったです.まさか Mahavishnu Orchestra の曲で踊り狂う (ってほどでもないけど) 事になるとは思いもよりませんでしたよ.

Phoenix Rising LP
Phoenix Rising LP ROVO and SYSTEM 7

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2013年の音楽振り返り (2) 〜 デスメタル + 女性ボーカル

ちょっと間が空きましたが第二弾.

元々透き通るような女性ボーカルがお好みで Iona とか,ゴシックメタルの走りである? "The 3rd and the Mortal" なんかも好きでした.という流れと,Opeth でデス声のタイプによってはデス声アレルギーがなくなった所に出てきた,女性ボーカル+デスという流れ,があるのかどうかは知りませんが,その構成のバンドに 2 つ出会えて,2013 年はかなり聞き込みました.

まずはメタル人口密度世界最高の北欧から,Amaranthe.女性ボーカル+ハイトーンボーカル+デスのトリプルボーカル.これだけで豪華さ満点ですね.日本人にもフィットする北欧独特のキャッチーでドラマチックなメロディ全開.アルバム全体で曲のバラエティがない気がしますが,それを超える私好みのキャッチーなメロディが続出です.買ってから,直前に来日してたのを知り,行けなかったのを後悔したバンドです.

そして同系統のメタルをもう一枚.ギリシャのデス声+女性ボーカルのバンド Seduce the Heaven のデビュー作らしい "Field of Dreams".これも Amaranth ほどのキャッチーさはないにせよ,プログレメタル的な展開を見せながら,デスと女性ボーカルによるキャッチーなメロディは思わず繰り返し聴いてしまいました.

そういえばデス入り曲中心の Opeth のライブも行きましたよ.こちらも良かったです.:-)